「なんとなく旅に出たい」と思うとき。
それは、日常のどこかで五行のエネルギーが偏っているサインかもしれません。
東洋の智慧「陰陽五行」では、木・火・土・金・水の5つのエネルギーが、 私たちの心身・感情・行動パターンに影響を与えているとされます。
旅は、その五行の“過不足”を整えるのにぴったりの方法。
ただ、旅先を選ぶ前に「自分に何が足りていないのか?」を知っておくことが大切です。
今回は、五行のバランスを意識した旅の“計画の立て方”についてご紹介します。
① 今の自分の状態を見つめる(五行チェック)
まずは、「最近の自分」に意識を向けてみましょう。
以下のような問いかけから、今の五行バランスを探ることができます。
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✅ 新しいことにワクワクできない → 木が不足?
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✅ 喜びや人とのつながりを感じにくい → 火が不足?
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✅ 落ち着かず、安定感がない → 土が不足?
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✅ 美しさや整った時間に触れていない → 金が不足?
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✅ 考えすぎて頭が疲れている → 水が不足?
② 補いたい五行に合わせて「旅のテーマ」を決める
自分の状態が見えてきたら、次は旅の“目的”を設定しましょう。
旅は「どこに行くか」より、「何を感じたいか」が大事です。
五行 | テーマ例 |
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木 🌿 | 新しい景色に触れる/自然とふれあう |
火 🔥 | 楽しい体験をする/人との交流を楽しむ |
土 🏡 | 落ち着いて過ごす/安心感のある空間に身を置く |
金 💎 | 美や文化に触れる/洗練された空間で静かに過ごす |
水 🌊 | 静かな時間を過ごす/流れに身を任せる |
③ 行き先・滞在スタイルを選ぶ
旅のテーマが決まったら、以下のような視点で場所や過ごし方を考えてみてください。
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木:森林、高原、緑あふれる場所
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火:都市、リゾート、イベントがある場所
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土:田園、温泉地、古民家や宿坊など
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金:美術館、歴史ある町並み、ラグジュアリーな空間
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水:湖畔、海辺、静かな港町
また、
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「一人で行くか、誰かと行くか」
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「計画を詰めるか、ゆるめにするか」 も五行によって変わってきます。
④ 持ち物や旅の時間にも五行を反映させる
旅の質は、旅そのものだけでなく「過ごし方」にも左右されます。
例えば:
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木 → ノートやペン、新しい本など“未来”につながるもの
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火 → 鮮やかな服、好きな音楽、誰かとシェアするお菓子
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土 → お茶セット、ふわふわの靴下、安心できる香り
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金 → ハンドクリーム、整ったポーチ、香水やアクセサリー
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水 → イヤフォン、リラックス用の服、ジャーナリングノート
こうした「細部への意識」も、旅の癒しや整えの一部になります。
五行を味方に、自分に合った旅をデザインする
旅の計画を立てるときに、ちょっと五行を意識するだけで、 「本当に欲しかったもの」が見えてくることがあります。
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風景?
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感情の解放?
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美意識の回復?
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ただ“ゆるむ”こと?
今の自分に必要なエネルギーを感じながら、 そのエネルギーにぴったりの旅を自分で選びとっていく
それが、“自分軸で整える旅”のはじまりです。